【 新型セリカ出るか!? 】「GT-FOUR」の再来となるのか 【 カーニュース 】
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トヨタが再び“あの名前”を動かし始めた
長い沈黙を続けていた“セリカ”が、再び動き始めようとしている。2006年に7代目を最後として生産終了となったセリカ。トヨタを代表するスペシャリティクーペとして長年愛されてきた存在だったが、時代の流れとともにその歴史に幕を下ろした。しかし現在、自動車業界では“新型GRセリカ”復活の噂が急速に現実味を帯び始めている。単なるファンの願望ではない。ここ最近、トヨタ関係者による意味深な発言や、欧州で目撃されている謎の開発車両、そしてGRブランド全体の動きを見る限り、次期セリカ計画はすでに水面下で進行している可能性が高い。特に世界中のファンを驚かせたのが、2026年ル・マン24時間レースでの一幕だった。トヨタ副社長・中嶋裕樹氏は海外メディアのインタビューに対し、「次はセリカという名前をご存知ですか?」とコメント。さらに「それは私個人の夢でもある」と語ったことで、長年続いていた“セリカ復活説”は一気に現実味を帯びることとなった。もちろん正式発表ではない。しかし、トヨタ首脳が“セリカ”という名前をあえて公の場で口にした意味は非常に大きい。かつての名車を知る世代はもちろん、GRヤリスやGR86からスポーツカーに興味を持った若い世代からも、大きな注目を集めることになった。

今のトヨタだからこそ、セリカ復活の可能性がある
今のトヨタだからこそ、セリカ復活の可能性がある。近年のトヨタは、明らかに“走り”へ本気になっている。GRヤリス、GRカローラ、GR86、スープラ。一時期は“スポーツカー冬の時代”とも呼ばれていたが、現在のトヨタは世界でも珍しいほど積極的にスポーツモデルを展開しているメーカーへと変化した。その中心にあるのが、「モータースポーツを起点にクルマを作る」という思想だ。GRヤリスは、WRC参戦を前提に開発されたホモロゲーションモデル。通常のコンパクトカーとは別物と言えるほど、本格的なスポーツ性能を与えられていた。そして現在、トヨタはさらにその先を見据えている。GR86はスバルとの共同開発。スープラはBMWとの共同開発。だが次にトヨタが目指しているのは、“完全なトヨタ製スポーツカー”だとも言われている。その中心に置かれる可能性が高いのが、“GRセリカ”なのである。
新型セリカは「GT-FOUR」の再来となるのか
現在もっとも有力視されているのが、新世代2.0Lターボエンジンの搭載だ。この新開発ユニットは、今後のGRモデルを支える次世代エンジンとして開発が進められており、一部では400馬力級とも噂されている。さらに注目されているのが、その駆動方式である。GRヤリスやGRカローラで高い評価を受けている「GR-FOUR」をベースとした4WDシステムが採用される可能性が高く、“現代版GT-FOUR”として復活するのではないかと言われている。かつてセリカGT-FOURは、WRCで世界を相手に戦った伝説的モデルだった。カルロス・サインツ。ディディエ・オリオール。ユハ・カンクネン。名だたるトップドライバーたちがセリカを駆り、トヨタのラリー黄金期を築き上げていった。そして現在、トヨタは再びWRCを戦っている。つまり今の時代は、“セリカ復活”に最も適した環境が揃っているとも言えるのである。
欧州で目撃された謎の開発車両
近年、欧州では正体不明のGRスポーツクーペがテスト走行する姿も確認されている。低く構えた車高。ワイドなフェンダー。そしてラリーカーを思わせる迫力あるシルエット。さらに注目されたのが、未舗装路での走行テストだ。通常のスポーツクーペ開発とは明らかに異なるその様子から、「次期セリカではないか」という見方が急速に広がった。一部ではMR2復活説も存在しているが、ラリー色の強さやGRブランドとの結び付きから、“GRセリカ説”が現在もっとも有力視されている。もし本当に4WDターボとして登場するなら、それは単なる復刻モデルではない。かつてのGT-FOURを現代技術で再構築した、“新時代のラリー直系スポーツ”になる可能性を秘めている。

「セリカらしさ」は残されるのか
歴代セリカの魅力は、単なる速さだけではなかった。軽量ボディ。シャープなハンドリング。高回転エンジン。そして“誰でも楽しめるスポーツカー”という親しみやすさ。特に7代目セリカは、軽量な車体と高回転型2ZZ-GEエンジンによって、“最後のNAライトウェイトスポーツ”として今なお高い人気を誇っている。もちろん現代では、安全基準や電動化の影響もあり、当時のような1,100kg台の車重を実現することは難しい。しかし現在のトヨタは、「軽さによる楽しさ」を非常に重要視しているメーカーでもある。GRヤリスでも徹底した軽量化が行われていたように、新型セリカでも単純なパワー競争ではなく、“操る楽しさ”が追求される可能性は高い。速いだけではない。運転して気持ちいい。それこそが、本来セリカが持っていた魅力なのである。
セリカ復活は、単なる懐古主義ではない。トヨタは今、本気で“スポーツカー文化”を未来へ残そうとしている。効率だけでは語れない。数字だけでも測れない。エンジンを回す高揚感。コーナーを駆け抜ける気持ちよさ。ドライバーがクルマと対話する感覚。そうした“感性”を、次の時代へ繋ごうとしている。もし新型GRセリカが本当に登場すれば、それは単なる復活では終わらない。再び世界を熱狂させる、“トヨタの新たな象徴”になるかもしれない。6代目7代目セリカを徹底紹介した動画もあわせてご覧頂きたい。リンクは6代目の紹介動画


