【 新型プレリュード発売 】待望の!!新型の特徴は?初代から歴史を振り返る 【 カーニュース 】
まず、はじめに
24年ぶりに復活した2ドアクーペ「新型プレリュード」について今回は取り上げていきたい。プレリュードはホンダのスポーツカー復権を象徴するモデルとされ、デザインコンセプトには「アンリミテッド・グライド」が採用されている。このコンセプトは、グライダーが空気を滑空するような感覚を走行時に体感できることを目指したもの。搭載されるe:HEVシステムは、シビックタイプR譲りのシャシーやブレンボ製ブレーキと組み合わされ、高い走行性能を実現。また、先進の安全運転支援システムも搭載され、安全性と利便性を両立させる設計となっている。ボディデザインは流麗かつスポーティで、ドライバーの運転欲求を刺激する作りになっている。

「初代から歴史を振り返る」
プレリュードの歴史 ― 初代から5代目まで。ホンダ・プレリュードが初めて登場したのは1978年。時代はスーパーカーブームの余韻が残り、若者の間でスポーティカーへの憧れが強かった時代だった。ホンダは当時、シビックやアコードでファミリー層の支持を獲得していたが、ブランドのイメージを高めるためにはスタイリッシュなスペシャリティカーが必要だと考えていたようだ。その答えとして生まれたのがプレリュードだった。
初代(1978年-1982年)
初代はアコードのプラットフォームをベースに開発され、当時としては珍しい電動サンルーフを標準装備していた。直線的でシンプルなデザインは、80年代初頭の空気を感じさせるものだった。排気量は1.6Lから1.8Lの直列4気筒が用意され、スポーツカーというより「スタイリッシュなクーペ」としての位置づけだったようだ。当時の日本市場では、新しいライフスタイルを象徴するモデルとして注目を集めていた。
2代目(1982年-1987年)
2代目で大きく進化したのはスタイルだった。ボディはより低くワイドになり、リトラクタブルヘッドライトを採用。空力性能を意識したシャープなデザインは、一気にスポーツクーペとしての存在感を高めていた。エンジンは1.8Lと2.0Lが用意され、DOHCエンジンを搭載したモデルも登場した。さらにサスペンションにはホンダ独自のダブルウィッシュボーン式が採用され、走行性能が飛躍的に向上したといわれている。この頃から「若者が憧れるスポーツクーペ」というイメージが定着。
3代目(1987年-1991年)
3代目はプレリュードの歴史の中でも特に評価が高い世代とされている。ボディサイズは拡大されたが、スタイリングは流麗で洗練されていた。特徴的だったのは「前後異径タイヤ」の採用で、リアにワイドタイヤを履かせることでスポーツ性を強調していた。エンジンは2.0Lを中心に、2.1L、2.2Lのバリエーションも追加。特にB20A型エンジンを搭載したモデルは高回転域までスムーズに吹け上がり、ホンダらしいエンジンフィールを楽しめると評判。
また、3代目からは4WS(四輪操舵システム)が搭載され、低速域では小回り性を、高速域では安定性を大きく向上させた。この革新技術は当時のクルマ好きに強烈なインパクトを与え、プレリュードの代名詞ともいえる存在になっていった。
4代目(1991年-1996年)
4代目ではボディがより丸みを帯び、90年代らしい柔らかなデザインへと進化した。全幅は拡大され、アメリカ市場を強く意識した設計だったようだ。搭載エンジンは2.2L、2.3Lへと拡大され、VTEC搭載モデルも登場。特に「Si VTEC」は高回転域でのパワフルな加速が特徴で、若者の間で強い人気を博した。
しかし一方で、車両価格が上昇し、ボディサイズも大きくなったことで、日本国内では「手軽なスペシャリティカー」というより「高級志向のクーペ」という色合いが強くなった。そのため、従来のユーザー層が少しずつ離れていった側面もあったようだ。
5代目(1996年-2001年)
最後の5代目は、角ばったデザインが復活し、力強さを前面に押し出していた。エンジンはH22A型の2.2L DOHC VTECが中心で、200馬力を超えるパワーを誇った。スポーツ性能は歴代でも最高水準だったとされ、特にアメリカ市場での評価が高かったそうだ。
一方で、日本国内ではスポーツクーペ市場自体が縮小しており、販売は苦戦を強いられた。SUVやミニバンが主流となる中で、プレリュードは次第に存在感を失っていき、2001年に生産終了を迎えることとなった。
このように、プレリュードはホンダの技術力と時代の空気を映すモデルだった。常に新しい技術やデザインを導入し、若者の憧れであり続けたが、時代の流れには逆らえず、21世紀に入ると一度その歴史に幕を下ろすことになった。

「新型の特徴は?
新型プレリュードは、1980年代に登場した初代からの伝統を受け継ぎつつ、現代の技術と美学を融合させたモデルとして設計されているそうだ。コンセプトは「アンリミテッド・グライド」とされ、グライダーが空中を滑空するような感覚を走行中に体感できることを目指していた。デザイン上の特徴は、外観のプロポーション、細部の造形、そして視覚的な動きの三つが組み合わされている。
エクステリアデザイン
フロントデザインは非常に低く構えられ、シャープなノーズがスポーティさを強調しているそうだ。薄型LEDヘッドライトは翼のような形状にデザインされ、精悍で未来的な印象を与えている。フロントバンパー下方には空力性能を意識した造形が施され、走行時の安定性と見た目の軽快感を両立。
ボディサイドのキャラクターラインは、フロントフェンダーからリアタイヤ上へと伸び、ボリュームのあるリアフェンダーと交差する立体的な造形となっている。これにより、車体に奥行きと力強さを持たせつつ、前方への流れを感じさせるデザインになっているそうだ。ルーフラインはレーザーブレーズ技術を採用してモールレス化され、ガラスプリントアンテナと組み合わせることで滑らかでクリーンな印象を実現。
インテリアデザイン
内装はドライバーと助手席の二人が中心の空間として設計され、運転者の操作性と視覚的満足感が両立されているそうだ。インパネは水平基調で視界を広く見せ、センターコンソールは運転に集中できるようドライバー側に傾斜していた。素材は高品質なレザーとソフトパッドが多用され、上質感が感じられる作りになっている。座席はホールド性に優れたスポーツシートが採用され、コーナリングや加速時の体の安定を確保。
カラーテーマはホワイトとブルーを基調に、遊び心と高揚感を両立させた内装色の組み合わせが採用されているそうだ。ドアパネルやステアリングのトリムにはアルミやピアノブラックが使用され、スポーティさと上質感のバランスが取られている。

走行性能と技術
新型プレリュードはe:HEVシステムを搭載し、モーターとガソリンエンジンを協調制御することで高い加速性能と燃費性能の両立が図られている。シャシーはシビックタイプR譲りで剛性が高く、路面追従性やハンドリング性能に優れていた。ブレーキはブレンボ製が採用され、制動力とフィーリングの両方が重視されている。
さらに、新型プレリュードにはホンダセンシングの最新バージョンが搭載され、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援、衝突軽減ブレーキなどの先進機能が利用できるとされる。これにより、運転者は長距離走行や市街地での運転時にも負担が軽減され、安全性が高められている。
ボディ素材には高張力鋼板が多用され、軽量化と剛性強化が両立されていた。空力性能も重視され、フロントスポイラーやサイドスカート、リアディフューザーは空気抵抗の低減とダウンフォースの発生に寄与していたとされる。全体として、新型プレリュードは走行性能・デザイン・安全性が高度に融合した現代的スポーツカーだ。

グレードや価格は?
新型プレリュードは、複数のグレード構成で販売され、それぞれ装備や仕様が差別化されている。
ベースグレード
ベースグレードは標準装備が充実しており、価格は617万9800円(税込)。標準装備にはLEDヘッドライト、スポーツシート、ホンダセンシングなどが含まれており、初めて購入する層にも十分な性能が提供されている。ボディカラーはベーシックなモノトーンが中心で、追加オプションによりパーソナライズも可能。
Honda ON Limited Edition
「Honda ON Limited Edition」はオンライン限定で販売されるモデルで、648万100円(税込)で設定。このグレードでは専用カラーや内装トリムが追加され、通常モデルより高級感と特別感が強調されている。
カラーリングとオプション
ボディカラーはムーンリットホワイト・パール、メテオロイドグレー・メタリック、クリスタルブラック・パール、フレーム・レッドの4色が基本として用意され、2トーンカラーも選択可能。2トーンカラーはフロント・リア・ルーフなどの組み合わせが可能で、個性を出せる仕様になっている。オプションにはアルミホイールのデザイン変更、インテリアの特別トリム、カーボン調パネルなどがあり、好みに応じたカスタマイズが可能。
装備差と機能性
上位グレードでは、標準装備に加えシートヒーターやパワーシート、プレミアムオーディオが標準化され、長距離走行や快適性も重視されている。ドライブモードも複数設定されており、スポーツ、エコ、コンフォートなど走行状況や好みに応じた切り替えが可能。
新型プレリュードは、単なるスポーツカーとしてだけでなく、快適性・安全性・パーソナライズ性のすべてが高いレベルで融合されているモデルだそうだ。各グレードや装備の差異により、購入者は自分の走り方や価値観に合わせて選択できる仕様となっている。



