【 初代アウディTTの中古相場は? 】激安25万円から!50万円以下でセカンドカーを買おう【 Audi TT Coupe 】 【 中古相場 】
初代アウディTTの新車価格は?
初代アウディTTクーペは、1998年にデビューし、2006年まで販売。 日本モデルは当初「1.8T クアトロ(4WD)」の左ハンドル / MTモデルのみ展開され、新車価格は490万円程になる。その後、2001年1月に「1.8T(FF)」が追加。1.8Tクアトロより100万円安い390万円〜販売され、右ハンドルの選択も可能となる。同時期に追加されたロードスターは400万円程。トランスミッションでは、2002年11月には待望のアイシン製の6速ATが導入。5速MTは廃止という流れになる。
中古相場について
サーチ日は、2024年6月下旬。掲載台数は37台になる。一番安価な個体は支払総額25万円。一方で、一番高価な個体は支払総額168万円になる。それでは、それぞれ詳しく見ていきたいと思う。
支払総額 | 年式 | 走行距離 | 車検 | 修復歴 | カラー | ミッション | グレード | 正規Dの有無 | |
A | 168万円 | H16 | 4万km | 付 | 無 | 橙 | AT | 3.2クアトロ Sライン | × |
B | 153万円 | H13 | 6.5万km | 無 | 無 | 銀 | MT | 1.8Tクアトロ | × |
C | 149万円 | H13 | 11万km | 無 | 無 | 銀 | MT | 1.8Tクアトロ | × |
D | 39万円 | H16 | 7.4万km | R7.12 | 無 | 銀 | AT | 1.8T | × |
E | 25.5万円 | H15 | 13万km | R6.12 | 無 | 銀 | AT | 1.8T | × |
F | 25万円 | H15 | 5万km | 付 | 無 | 黒 | AT | 1.8T | × |
調べた結果
今回、表に記載したのは 高価 / 安価 それぞれ上位 3個体ずつになる。高価 上位の個体は、全てクアトロ(4WD)モデル。エンジンは3.2LのVR6と、直列4気筒ターボのAUQ型は混在している形だ。一方で、安価 上位の個体は、全てFFモデルになる。
カラーについては、当時のカタログカラーになっていたシルバー‥23台。ブラック‥5台。レッド‥5台。グリーン‥2台。オレンジ‥2台。日本モデルに導入されていたダークブルー(モロブルーパール)は1台も掲載されていなかった。シルバーは、カタログカラーのほか大人気ドラマ「やまとなでしこ(2000年フジテレビ系の「月9」)」で、医者の息子である東十条の愛車も、シルバーのTTということもあり、人気を集めたカラーなのかもしれない。
走行距離は、7万キロ以上の個体が多く占めている。その中で、特に「AUQ型」のタイミングベルトの交換の有無は、必ず確認しておくべき箇所になる。 じつは発売当初、サービスマニュアルの交換時期、年数が異なって記載されていた。2007年 にはアメリカで、集団訴訟も起こされている。ほか初代TTのウィークポイントとして、液晶割れや天上の垂れ下がり(ホチキス留めの有無)、警告灯などは見ておくべきポイントになるだろう。また、ATモデルを検討されている方は、アイシン製をチョイスすることをおすすめする(強いこだわりがなければ)。初代アウディTTの動画も絶賛公開中なので、合わせてご覧頂きたい。