【 新旧6台所有 】一筋17年!和製ムルティプラ【 農道のポルシェ 】 スバル サンバー バン デラックス
愛車遍歴
オーナーであるカワシマさんは、サンバーを購入して17年目。また現在では部品取り車含め、新旧6台のサンバーを所有している強者だ。
カワシマさんの愛車遍歴は、Y30セドリックから始まり、S13シルビア、スープラ 2.5GT、シボレーアストロ、スバル360。そしてサンバー沼にハマっていく‥。
▲写真はレストア中のクチビルサンバー
サンバーについて
初代サンバーは、1961年にデビュー。軽自動車初採用のキャブ・オーバー型「くろがね・ベビー」に1年遅れて、同レイアウトを採用し、商業的に大成功を収めたモデルだ。軽商用車のボディスタイルは、三輪→ボンネット型四輪バン→キャブオーバ型へと変わっていく。2代目が発売したのは1966年。当時は「スズキ キャリー」「ダイハツ ハイゼット」「ホンダ T360/TN360」「マツダ ポーターキャブ」など各メーカーが発売し、軽バン市場は過熱していた。
その中でサンバーは、圧倒的な販売台数を叩き出し、軽バンの顔となる。ではなぜ、人気モデルになったのか。それは、サンバーの父「百瀬晋六 氏」の考えとして「要改善箇所は直ちに対処して商品に反映する」との姿勢により、サンバーも初代モデルから改良される頻度が高く、2代目モデルも常に積極的な改良を実施し続けた。結果、お客さんからの信頼を勝ち取り、人気を集めたのだ。
2代目サンバーの特徴
2代目は、1966年から1972年まで販売されたモデル。ご紹介車は1972年式 バンDXになる。この年式のグレードは、スタンダードとDXの2種類が展開されており、DXは少し豪華な仕様になる。特徴としてガラスモール、メッキバンパーやライトベゼル等を装着。インテリアではツートンカラーシート、ホーンリングや自動戻り式方向指示器を装着しているのが特徴だ。搭載エンジンはEK32型。EK31型を少しチューンアップしたものになる。スペックは20馬力、最大トルク3.2kgm。68年には25馬力に向上し、燃料タンク容量も30Lに増量する。ちなみにエンジンはリアに搭載しているが、メンテナンスしやすいよう、リアハッチ、トランク内上部、後席後部の3箇所からアクセスできる作りになっている。ほか2代目の特徴として、室内空間と乗降性を向上させたことだ。室内空間では、助手席側のスペアタイヤの搭載位置を足元から座席下に変更。乗降性では、地上からステップまでは39.5センチと、女性でも乗降しやすいよう改良が施された。中期型(ババーンサンバー)からは前ヒンジに変更されている。
最後に「愛車との想い出」について
愛車との想い出について、カワシマさんは「サンバーを所有したことで、色々な方と新たな交流ができ、輪を広げてくれた存在です」と熱く語ってくれた。
◆カワシマさんが熱く語って頂いている動画はこちらから▼▼
視聴者からの反応
【反応1】
▶とても綺麗にして維持されてる。素晴らしい
【反応2】
▶オーナーさんの愛車遍歴がバラエティー豊かで良いですね
【反応3】
▶ウチのムルティプラと凄く親近感あります。 後ろのエンジンの上が開いて荷物の出し入れが出来るのが羨ましいです。
【反応4】
▶懐かしい~ まだグッドコンディションの個体が残っているとは!
【反応5】
▶CDが定番アイテムありましたが。もう 40年前 ケンウッド良いですね