【 TVRはやっぱり変態 Part2 】ドアオープナーに注目!グリフィスのギミック編 新型グリフィス Griffith NewGriffith 【 車両紹介・歴史 】
はじめに
今回はグリフィス ギミック編 第二弾をお届けする。前回はエンジンフードの開閉方法について取り上げたが、本日もTVRならではのギミックを細かくみていきたいと思う。グリフィスの歴史
ギミックを確認する前に、TVRの歴史について少し触れたいと思う。初代グリフィスが誕生したのは、1963年。TVR設立者、トレバー・ウィルキンソンの時代に誕生したモデルだ。グリフィスの由来となったのは、北米でTVRのディーラー権を取得したジャック・グリフィス率いるグリフィス・モーターズが、ACコブラに対抗するマシンを製造したことがキッカケ。グランチュラ(意味は毒蜘蛛)のフレームに、4.7リッターV8を搭載した化け物。これが本家、TVRの目に留まり、正式にモデルラインナップを果たし、初代グリフィスが誕生する。
特徴的なギミック達 -オープナー編-
今回のグリフィス、ギミック紹介は「ドアオープナー」。初めてTVRを見る方は、困惑するだろ。ドアの後端にレバーが一本。そのレバーで開閉するのだが「押すのか」「引くのか」大変困惑する。オーナーのヤマグチさん曰く、そこを間違えると「取り返しのつかない=故障」のリスクがあるそうだ‥。 私は、恐怖に駆られ、すぐに聞いた。 正解は「押す」。 危うく、引くとこだった‥